自給自足の農業、牧畜経験ができる沖縄県でも稀有な牧場
夢有民牧場（むうみん牧場）は沖縄県の今帰仁村（なきじんそん）にある牧場です。
他では体験できないようなビーチや森でのホーストレッキングや、ファームステイなどを通して多くの若者に自然農と牧畜を伝えています。
オーナーの夢有民（むうみん）さんの人柄や、人間と動物が共存する姿に感動したという口コミも多く、今では沖縄県の今帰仁村（なきじんそん）の人気アクティビティスポットとなっています。
ポイント1：村内、ビーチでの他ではできないホーストレッキング
夢有民牧場で一番人気となっているのが、他ではなかなか体験できないようなホーストレッキング体験です。
まずは乗馬前にしっかりとレクチャーを受け、安全の大切さを学びます。安全の伝え方も独特で面白いと評判。乗り方のクセなどもガイドしてくれたり、専門的な部分まできっちりと学ぶことができます。
レクチャーが終わるといきなり今帰仁村（なきじんそん）の町を馬に乗って進んでいきます。住宅やコンビニなどを横目に馬に乗って進む違和感などが味わえます。また、馬の鞍をはずし、海の中に馬とともに入っていきます。
「海馬」と呼ぶらしいですが、馬で海に入る経験なんてそうそうできません。
ポイント2：牧畜や農業が学べる他にはないファームステイ
ファームステイでは、実際に夢有民夫妻が住む石積みの家の2階に泊まり、牧畜や農業などをしながら生活する都会では絶対にできない体験ができます。
主には、夢有民牧場で飼育している馬やヤギなどへの餌やりや、餌となる牧草の調達、飼育小屋の掃除などがメインの作業になります。
また、夢有民夫妻が運営する畑作業のお手伝いなども行うことができます。数週間程度の短期ファームステイから、年単位のファームステイなど、期間は人それぞれで、中には年単位で住み込みで農業や牧畜のスキルを身につける方もいらっしゃるそうです。
ポイント3：都会から離れ、自給自足の暮らしを体感できる場所
夢有民牧場では、自給自足の暮らしをしていることもあり、都会のような便利さはありませんが、牧畜や畑仕事の後に入る薪で沸かした風呂の気持ちよさや、畑で取れた野菜をふんだんに使ったご飯の美味しさなど、私たちが忘れかけていた、自然の楽しさや気持ちよさを生活を通して体感することができます。
沖縄の自然体験と言えば「海」が思い浮かぶと思いますが、こういった沖縄ならではのゆったりとした時の流れの中で、農業や牧畜などを体験してみるのもいいかもしれません。
