那覇空港から車で約1時間ちょっと、沖縄本島北部・名護に地元の人しか知らないシークレット・ビーチがあります。なんと丸くなった色とりどりのガラス片があるビーチで、サンゴと貝の白砂も美しいです。いったいどんなビーチなのでしょうか?
ポイント1:『シーグラスビーチ』ってどんなビーチ?
『シーグラスビーチ』は沖縄本島北部、名護市の太平洋側にあるビーチです。舗装もされていないような細い道を、ナビではたどり着けず、Google Mapを頼りにたどり着くと、そこにはエメラルドグリーンの遠浅の海が広がっていました。
天気が良ければの話ですが、沖縄北部のこの海の色には感動します。
ビーチの背後にはこんもりとした茂みがあり、適度にグリーンもあります。南海の楽園のような雰囲気もあります。
『シーグラスビーチ』は、色とりどりのガラスの瓶の欠片が散らばっていることでその名が付きましたが、いまではガラス瓶をほとんど使っていないし、取り尽くされてしまった感じもありますので、シーグラスはほんの少し残っている程度です。
砂浜はそれほど広くありませんが、サンゴや貝からできた砂はとても白くてきれいです。観光客は皆無。地元の人が時折、海に入りに来たりBBQをやっています。場所柄、外国人も多いです。
ごつごつした岩場もあって、奇妙な形の岩場とエメラルドグリーンのコントラストが面白いので、写真を撮るのもおすすめです。
ポイント2:『シーグラスビーチ』は地形も面白い!
『シーグラスビーチ』に限らず、沖縄には地形が面白いビーチも多いです。最近では、赤土のビーチがセドナに似ていると『琉球セドナ』などと呼んで、正確な住所は伏せておいて、ツアーをやっている業者もいますね!
ここ『シーグラスビーチ』の地形もかなりユニークです。
何万年も前に起こった津波で流されてきた大岩が海の中にあるビーチもありますが、こちらは、地殻変動で隆起したもの。
層になった切り立った岩場や、砂地に続くまるで鬼の洗濯板のような岩場。これも沖縄でなければ見られないのではないでしょうか?
ここ『シーグラスビーチ』はもちろん海の透明度もかなりのものなので、遊泳やシュノーケリングもおすすめですが、珍しい岩場を散策するのもいいですね。
ただし、裸足だとかなり足が痛いですので、できればマリンシューズなどの着用をおすすめします。
ポイント3:『シーグラスビーチ』の素材で作るアートもある!
『シーグラスビーチ』にはもうほとんどシーグラスが落ちていません。
他の沖縄のビーチでも、シーグラスやユニークな形のサンゴ、貝などがあるとすでに採取されていて、アクセサリーなどに加工され販売されていることもあるようです。
しかし正式には、沖縄のビーチからシーグラスをはじめ、サンゴや貝などを持ち去るのはNGです。中には管理者に了解を取ればOKのところもあるので、どうしても大量に入手したい場合にはコンタクトしてみてはいかがでしょうか?
写真のように個人で数個を拾ってきて、フレームアートなどを作るのは楽しいですね。