沖縄タコライス界の聖地!『キングタコス金武本店』

タコスメキシコ

基本情報

店舗名
キングタコス金武本店(キングタコスキンホンテン)
住所
沖縄県国頭郡金武町金武4244−4
電話番号
090-1947-1684
営業時間
10時30分~21時00分
定休日
不定休
サイトURL
https://www.facebook.com/kingtacos/

那覇空港から車で約56分。沖縄本島中部、日本海側の金武町(きんちょう)にあるタコス専門店です。沖縄タコスの元祖の店を引き継ぐその味は、30年以上経った今でも県民の皆さんをはじめ観光客にも愛されています。

ポイント1:『キングタコス金武本店』のロケーション、歴史は?

『キングタコス金武本店』は沖縄本島中部、面積の60%が米軍の土地で占められている金武町にあります。

金武町は沖縄本島の太平洋側にありながら、沖縄自動車道が通っているので、那覇空港からは1時間かからずに到着することができるので、とても便利なロケーションだと言えます。

とはいえ、西海岸の北谷や恩納村のように観光地が少ないイメージの太平洋側にあるため、支店の普天間店(他にうるま市の与勝、あげな、宜野湾長田、普天間店、北中店、美里店)なら行ったことがあるけど、本店ははじめてという人も多いです。

内陸には「キャンプ・ハンセン」米軍基地があり、海沿いにはやはり米軍が占領している「ホワイト・ビーチ」「レッド・ビーチ」があるため、米軍関係者の往来も激しく、早くから本場のタコス店ができたのもうなづけます。

『キングタコス金武本店』は、1984年創業のタコライス発祥の店「パーラー千里」(2015年閉店)の創業者家族が営む店です。

「パーラー千里」の元祖タコライスは、創業者の儀保松三(ぎぼまつぞう)さんが、米軍基地で働く米兵たちを満足させたいと考案したメニューで、創業から30年経った今でも「キンタコ」の名前で呼ばれて親しまれています。

言わずと知れた有名店なので、行列は必死ですが、ここのタコス、タコライスを食べずして沖縄タコスを語ることなかれ、とまで言われているほどです。

ポイント2:『キングタコス金武本店』の看板メニューは?

『キングタコス金武本店』は店名に「タコス」とついているにも関わらず、タコスよりもタコライスのほうが有名でおすすめメニューとなっています。

タコライス発祥の地を受け継ぐ店ですから、当然といえば当然ですよね。

それにタコライスはチーズ抜きなら550円、チーズ入りなら700円という低料金もいいですね!

でもタコスも皮がパリパリで野菜たっぷり。味わい豊かなタコミートと濃いソースがかかっていて大人気です。

タコライスはフィリングはタコスと似ていますが、たっぷりのご飯の上に野菜、タコミート、そして濃いソースがかかっています。

コロナ以降ずっと使い捨てタイプのプラスチックの容れ物で提供されるのですが、蓋がきっちり閉まらず、輪ゴム1本で支えている状態のボリューム!

ボリュームがある上に新鮮な野菜、味わい深いソースで他のタコス店の追随を許さないため、このキングタコス金武本店がタコス界の「聖地」のように扱われているのはなんだかわかる気がします。

ポイント3:『キングタコス金武本店』は、ハンバーガー、チキンも美味しい!

『キングタコス金武本店』には実はタコライスとタコス以外にも、「フライライス」や「ハンバーガー」「チキン」のメニューがあります。

見た目もフィリングがぎっしり詰まった「ハンバーガー」はタコバーガーとタコチーズバーガーがあり、400~500円のワンコインで食べられるのが嬉しいです。自社工場で作られるパティーは肉々しくて密度が濃いのがわかります。ジャンボサイズながら食べ切れてしまうのは美味しい証拠!

また「チキン」は辛いソースがかかった「ホットチキン」(450円)と、フライドチキンの色々な部位をミックスして提供される「チキンバラバラ」(1,000円)もボリュームのわりに安価。県産鶏肉をまるごと1羽仕入れていて、かぶりつくとジュワーっとシューシーな旨味が広がります。

このように皆がタコライスをオーダーする中、あえてハンバーガーやチキンをオーダーしてみるのもいいですね。

でもいくらお値段が安くても、ボリュームがあるので、なかなか一度に沢山食べられないというのが悩みではありますね!

それとこのキングタコス金武本店は現金のみの食券制となりますので、お気をつけください。