新鮮な食材と飲食店が軒を連ねる新しいスタイルの市場
「のうれんプラザ」は歴史が長いです。戦後、那覇は壺屋から復興したと言われています。その壺屋の近くに自然発生したマチグヮー(市場)が始まりです。「農連中央市場」が開設すると、市場は「農連(のうれん)」と呼ばれ「沖縄県民の台所」と親しまれていました。
老朽化などのため取り壊されることとなり、2017年に「のうれんプラザ」に生まれ変わりました。
新しい建物にはなりましたが、お店の人とお客様が直接接する相対(あいたい)売りが基本で、昔の市場の雰囲気が垣間見えます。
ポイント1:24時間、年中無休の施設
のうれんプラザは、24時間オープンしていて、年中無休です。
お店によって営業時間が異なりますが、いつでもどこかがオープンしている施設です。
のうれんプラザの一番奥、駐車場側にはたくさんの野菜を売っている「のうれんファーム」があります。沖縄県産の野菜や果物はもちろん、県外のものも扱っています。お手頃価格なので、飲食店が仕入れることもありますし、県外へのお土産として持ち帰る方もいます。
ポイント2:食材のお店だけでなく、小規模のお店がたくさん
「のうれんプラザ」は小規模のお店がたくさん集まった複合施設です。
精肉やお肉の加工品を扱う「上原ミート」。唐揚げや大きなとんかつも販売しているので、目的に合わせて購入できます。
食材のお店だけでなく、いろいろなお店が入っているのが特徴で、タオル専門店、お菓子のお店、お弁当、生花店などなど、小規模のお店が約60店舗軒を連ねています。24時間、年中無休の施設なので、探検気分で歩いても楽しいです。
ポイント3:飲食店もあります
「のうれんぷらざ」の中には飲食店も複数あります。朝から営業しているお店、夜営業のお店、カフェから、蕎麦や焼肉まであります。
丸安そばは、農連市場の頃から店を構えていて、のうれんプラザが工事中の際は一旦、移転して営業していましたが、「のうれんプラザ」に戻ってきました。丸安そばは、安くておいしい沖縄そばだけでなく、チャンプルーやちゃんぽんなどの定食メニューもあります。
お店はキレイになりましたが、味はそのままと評判です。