那覇空港から車で約42分。沖縄市中央パークアベニューの近くに佇む、チキンライスの店です。ここのチキンライスはシンガポール風でもタイ風でもなくて、沖縄風!?なんとサルサ味なんです!さすがサルサ味のタコライス発祥の地、沖縄らしいチキンライスですね。一体どんなチキンライスなのでしょうか?
ポイント1:沖縄風鶏飯?!『大城鶏飯』オリジナルな鶏飯とはどんなの?
鶏飯、カオマンガイ、チキンライスと呼び方も異なり、奄美風、中国海南風、タイ風、シンガポール風、とアジア各地で食べられてきた鶏飯。
ここで言う鶏飯とは、細切りにした鶏むね肉をスープで炊いたご飯に乗せて食べるものです。
東京出身、世界を旅した後、2012年に沖縄に移住した大城(おおぎ)さんが作る鶏飯は、アジアンな香りがします。東京のご出身なのに大城さんという、沖縄によくある名前なのが素敵ですね。
アジア文化の影響を受けている沖縄でも当然、鶏飯は食べられてきましたが、ここ大城鶏飯の鶏飯は、なんとサルサソースがついてくるのです。
一見、山形の漬物「だし」のように見える、きゅうり、トマトなどの角切り野菜も入ったサルサソースをのせて食べる鶏飯はオリジナルで、世界のどこにもない鶏飯です。
絶妙な塩加減のご飯にジューシーな鶏の旨味が口の中に広がります。そこに追い打ちをかけるサルサ味。このサルサソースは普通か辛いのかが選べます。
鶏飯は800円ですが、味玉100円、スープ、パクチー、ハラペーニョは各50円のオプション。ぜひ「全部乗せ」で試していただきたいです。
ポイント2:『大城鶏飯』のスープと味玉も旨いのでおすすめ!
タイでもシンガポールでも、奄美でも、鶏飯には鶏の出汁でとったスープがつきものですが、大城鶏飯のスープ(50円)と味玉(100円)もぜひ試して頂きたいです。
たった50円ながら、鶏の旨味だけを凝縮したような、何杯でも飲みたくなる濃厚スープ、そして、おそらく卵自体もいいものを使っているのだろうが、絶妙な半熟の茹で加減の、「うまい」の形容しようがないほどの美味しい味玉。
このスープと味玉は、「オプショントッピングの150円を惜しむと後悔しますよ!」と断言できるほどです。
ポイント3:『大城鶏飯』はテイクアクトOK!
沖縄でコロナが猛威を振るっていた頃は大城鶏飯はテイクアウト専門にしていたときもあったようですが、今でもテイクアウトは歓迎です。
テイクアウトも同価格で、パックにごはんとチキン、そして別パックにサルサソースが入ります。
旅行者ならば、テイクアウトして近くの公園や海辺などで食べるのもいいですね。
大城鶏飯から100mほど歩くと「センター公園」という公園もありますよ!
また、この鶏飯にガーリックソルトをかけるととても美味しかった!という報告もあるので、ぜひお試しください!