那覇空港から車で約38分。沖縄本島中部にあるローストチキンの専門店です。にんにくの効いたチキンは、TVの県民性を紹介する番組でいちやく人気になったそうですが、40年以上も続く老舗で、沖縄出身のタレントにもファンが多いとか!いったいどんな店なのでしょうか?
ポイント1:『ブエノチキン普天間』は40年以上続く老舗!
『ブエノチキン普天間』は1982年創業。いまでこそ沖縄ではチキンの丸焼きは日常的に食べられていますが、当時はまだ珍しかった丸焼きを、1軒1軒売り歩くことから始まった店です。
米軍基地や移民があった歴史から、チキン丸焼きが受け入れられるのも比較的早かったのか、「他にはない味!」と、またたく間に人気店となりました。
そういえば今でも、フライドチキンならどこでも食べられますが、クリスマス以外でローストチキンが日常的に食べられるお店って少ないですよね。
ブエノチキンのローストチキンは半羽(1.2人前・1,000円)か1羽(3.4人前)での販売、オンラインでも売っていますが、沖縄県内と県外ではお値段が違いますので、注意が必要です!
沖縄県民はもちろん、旅行者でも沖縄に行くたびにこの味を求めてテイクアウトしに行くという人は多いです。(イートインスペースはありますが、不定期で閉鎖中)
ちなみに同じ通りにあの「キングタコス」もあるとか!沖縄グルメの2大巨匠ですね。
ポイント2:『ブエノチキン普天間』のローストチキンの味の秘密は?!
『ブエノチキン普天間』は沖縄やんばる産の若鶏を使い、酢とにんにく、ハーブを使ったつけダレに2日間漬けてから専用のロースターで2時間かけて焼き上げます。
特に若鶏の中には、手作業で歯ごたえがある大きさにカットされたにんにくがごろごろっと入っており、その使用量は年間なんと4トンなんだとか!
皮を剥かれ、プレカットされた市販のにんにくもありますが、美味しいのは1粒1粒手むきで皮を剥き、時間をかけています。
さらにつけダレの酢は疲労回復や腸内環境の改善などにもよく、元気が出ることから、県民の人も差し入れに使ったりするそうです。
食べると香ばしくてジューシーなチキンに酢の酸っぱさは感じず、中のにんにくもマイルドになるから不思議!!
「ほんとうにお酢を使っているの?」と聞かれることもあるそう。
あえて既製品を使わず、時間をかけて作るから美味しいんです!
また、公式HPには、余ったブエノチキンを使ったレシピなども載せられていて、サラダやサンドイッチをはじめ、ブエノのっけ沖縄そば、ブエノを食べた後の骨でだしをとったゆし豆腐、ピザ生地にトッピングなどユニークなものばかり!
ぜひ、一度ご覧下さい!
ポイント3:『ブエノチキン普天間』支店はないの?
『ブエノチキン普天間』には、浦添にも支店があり、「沖縄丸鶏製造所ブエノチキン浦添」という名称です。
場所は浦添市内間で、ゆいれーるの「古島駅」から徒歩12分と微妙な距離。
こちらの店はイートインスペースもあるようで、ベビーカー、車椅子でも入店できます。
どんな人にも優しいスタンスが嬉しいですね。