石畳敷きの風情ある『金城町石畳道(きんじょうちょういしだたみみち)』を歩こう

基本情報

店舗名
金城町石畳道(きんじょうちょういしだたみみち)
住所
沖縄県那覇市首里金城町2-7
電話番号
営業時間
定休日
なし
サイトURL
https://www.city.naha.okinawa.jp/kankou/kankou/rekisi.html

TVドラマやCMのロケ地にもなる美しい坂道の金城町石畳道

金城町石畳道(きんじょうちょういしだたみみち)とは首里城近くにある、石畳敷きの情緒ある坂道のことです。

実はこの道は、真珠道(まだまみち)と呼ばれる街道の一部です。

真珠道は、琉球王朝時代の16世紀に作られた首里から那覇港にかけての約9kmの道です。有事の際には首里城の軍隊が島尻間切の軍隊と合流し、那覇港へ駆けつけた軍用道路でした。沖縄戦で破壊されてしまったため、現在は300m程が残っています。

風情ある道なので、TVドラマやCMのロケ地になっています。

ポイント1:歴史ロマンと風情のある金城町石畳道

金城町石畳道は尚真王(しょうしんおう)時代に首里と各地を結ぶ道路として整備されました。

サンゴ由来の琉球石灰岩を敷き詰めて作ってあります。

金城町石畳道は思っている以上に急勾配なので、下るのも大変、上りは息が切れるほどで、昔の人の足腰の強さが想像されます。

300m程の道の左右には昔ながらの家並みが残っています。

テレビドラマやCMのロケ地にもなっています。首里城と合わせて訪れたい場所です。

ポイント2:大アカギはジブリ感溢れるパワースポット

「大アカギ」の案内板に従って道を外れると、内金城御嶽(ウチカナグスクノウタキ)と呼ばれる場所にたどり着きます。


昔からこのあたりは霊力のある場所と村人は考えていたので、王府に願い出て拝所(はいじょ)を置きました。奇跡的に戦火をまぬがれてアカギの木々が生息しています。 今でも信仰の場所として大事にされています。

大アカギまで木道が出来ました。

ジブリ感溢れる一帯は空気感が違います。大アカギの祠は願いを聞き届けると言われていますが、神聖な気持ちで訪れたいパワースポットです。

ポイント3:金城村屋(かなぐしくむらやー)で古民家を味わう

金城村屋は無料の休憩所です。テレビや雑誌などで見る沖縄の古民家の佇まいで、思わず畳に寝そべりたくなります。

首里金城町の旗頭(はたがしら)が飾ってあり、地元の方の集会所として利用されていますが、一般の人の無料休憩所としても公開されています。トイレ、自動販売機も設置されています。

金城町石畳道は急勾配ですから、すぐそばの大きなガジュマルの木に見守られている気分で、ちょっと、ひと息つきましょう。