那覇空港から車で約13分。那覇市牧志にあるお寿司屋さんです。コース料理のみでお値段は安くはありませんが、20品もグレードが高い料理が出てこの値段ではかえってコスパがいいのでは?という噂。リピーターも多い店です。
ポイント1:『鮨つむぎ』のロケーションは?
『鮨つむぎ』は那覇市の牧志にあります。
国際通りから少し入ったところで、ゆいレールの最寄り駅は「美栄橋」駅です。
このあたりは料理のジャンルを問わず、那覇の中でも評判の料理店や割烹店がひしめくエリア。次々と評判の店が生まれています。
ひとたび足を踏み入れたらナチュラルな木の空間にほっとしたり、凛としたスタイリッシュなセンスにハッとしたり。
L字型の白木のカウンターに椅子席が数席。間接照明の明かりも心地よく、シンプルな中に清潔感が溢れる内装です。
その中で開業年の2018年から常に人気店の評判をキープし続けているのは単に実力だけではなく、センスやゲストを飽きさせない心意気も大きいでしょう。
ポイント2:『鮨つむぎ』のメニューはどんなの?
『鮨つむぎ』は鮨を中心としたコース・メニューのみとなります。
お値段は13,200円、16,500円、22,000円(すべて税込み)の3種類。
どのコースもつまみが6種、寿司が16品出ますのでボリュームは満点!
江戸前寿司で、沖縄では珍しく赤酢の寿司です。
ひとつひとつが丁寧で繊細。創作系鮨の範疇に収まりきれないような上品な印象のお寿司です。
イカのお寿司ひとつとっても、上にイカスミ塩をアクセントに乗せたりと普通の寿司に比べて一工夫してあるものばかり。
料理人はイタリアンの経験もある方なので、料理の見せ方や素材の使い方に幅があり、どのようにすればゲストを感激させられるかを熟知されているかのようです。
またコースにはお寿司だけでなく、料理も提供されますが、これも見た目が上品で素敵なお料理ばかり。
例えば、小さなグラスに入れられたカラフルな「季節野菜の煮こごり」。小さなルビーのような「いくらの小丼」など、きれいな器に入れられて、一体何が出てくるのか、本当にわくわくさせられます。
ポイント3:『鮨つむぎ』これだけは食べて!おすすめメニューは?
『鮨つむぎ』の鮨はシャリが赤酢だということの他に、いろいろと他とは違う特徴があります。
例えば「ネギトロ」ですが、普通は軍艦巻きになって出てくる所、なんと握りで提供されます。この寿司を作るときの料理人のパーフォーマンスも見せ所で、まるで軍艦巻きではなく握りだという意表を突く行為を楽しんでるかのよう。
また『焼き鯖の小袖巻き』は、一見何の寿司かわかりにくいのですが、実は鯖の中に大葉、ガリなどを一緒に巻いて、上から炭を近づけて表面を炙った一品なのです。こちらはコースの最後に提供されますが、炭を寿司に近づけるパーフォーマンスもみていて楽しいです。
さらに『蟹の味噌和え昆布巻きと牡丹海老の昆布〆』は、カニとエビを同時に頂けるという驚きもさることながら、カニの味噌和えは昆布巻きに、ボタンエビは昆布〆にして、上に削ったおぼろ昆布を乗せるという繊細な職人技が生きる料理です。
カニとエビの凝縮された旨味!一度に3種類の昆布が使われていて、その微妙な味の違いにも感激です!