『ブックカフェ・オキナワレイル』やんばるの大自然を満喫できる自然の中のエコなカフェ

基本情報

店舗名
Bookcafe Okinawarail(ブックカフェオキナワレイル)
住所
沖縄県国頭郡国頭村奥間 大保謝原2040番107
電話番号
080-8350-5524
営業時間
10時30分~19時00分(ラストオーダー17時半)
定休日
月、火曜日
サイトURL
https://www.okinawarail.com/

那覇空港から車で約2時間、沖縄本島北部、奥間の山の中にあるブックカフェです。ケイタイも入らない、支払いは現金のみ。不便ですがそこには大自然があります。ガラス張りで大自然を満喫しながら、好きな本を呼んでお茶できる幸せなカフェです。

ポイント1: 那覇空港から2時間!『ブックカフェ・オキナワレイル』のロケーションは?

『ブックカフェ・オキナワレイル』は、那覇空港から実に2時間、沖縄本島北部国頭郡奥間の山の中にあります。

アクセスは国道58号線を「道の駅ゆいゆい国頭」のあたりまで北上していき、右折して細い道に入っていくことになります。

マップコード(485 805 697*38)で建物は出てこないですが、だいたいの位置はわかるようです。「道の駅ゆいゆい国頭の近くのファミリーマートの横の道をグイグイ上がっていくと着く」と言っている人もいます。それだけカーナビでも電波が拾えないような場所なのです。

電波が途中でなくなりますので、手書き地図は必携です。

バスの場合は国道58号線を走る「奥間ビーチ入口」までは、琉球バス117番および67番で行けますが(名護バスターミナルで乗り換え)、あとはタクシーなりで行くことをおすすめします。

なんとこのカフェの一帯は、電気もガスも水道も下水道もないエリア。

それでどうやってカフェを営業しているのかというと、「手作り」のソーラーシステムをはじめ構想6年をかけてすべて自前なのに驚かされます!

カフェの外観はコンクリート打ちっぱなしで現代風。

カーナビに頼らず、不安になった頃にトム・ソーヤ気分で到着したカフェは、内装も作り付けの棚にずらっと本が並んでおり、太陽光がさんさんと入るスタジオ風の気持ちがいい空間です。

沖縄と言えどやんばるなので、肌寒い冬場は「薪ストーブ」で暖をとることもできるそう。

大自然の中の薪ストーブ、こんな場所でしか体験できないですね!

ポイント2:『ブックカフェ・オキナワレイル』のメニュー紹介

『ブックカフェ・オキナワレイル』では、以前はランチプレートを提供していたのですが、今はカフェメニューのみの営業となっています。復活の時期は未定です。

写真のコーヒーゼリーは試作品とのことでしたが、現在は提供されているのかは不明。

HPにメニューも載っておらず、その日提供できるメニューで営業しているようです。

NYチーズケーキ、珈琲、紅茶、カフェラテはいつもあるとのこと。

こんなに不確かな情報提供で営業しているのか!と都会にいると怒りたくなるところですが、沖縄やんばるの山の中だと許せてしまうのが不思議です。

ポイント3:『ブックカフェ・オキナワレイル』インフラ自給のしくみ。

『ブックカフェ・オキナワレイル』では、電力をはじめ、水道、下水道は自給しています。

構想6年をかけて、写真のようなオフグリッドという機器で太陽光から電気を供給したり、山から水を引いてろ過、下水道は合併浄化槽。ガスはさすがにプロパンガスを使っているそうです。

太陽光だと雨の日はどうするの?と思いますが、曇りや雨の日はアウトランダーPHEVで電気を賄うと言うからすごい!の一言しか出てきません。

また、このブックカフェの近くには、さらにエコを追求した自給自足コテージ「休日ダイヤ」もあります。Wi-Fiだけはスターリンクを使用し、宇宙からWi-Fiが届くそうです。

那覇空港から2時間。カーナビも届かないような場所にある、インフラ自前のブックカフェ「オキナワレイル」。現代風の建物で、光がさんさんと入ります。

時々ヤンバルクイナの鳴き声も聞こえるような、自然の中で好きな本とお茶を楽しむ。子供さんと一緒でもきっと素敵な思い出が残りそうです。やんばるでなければ体験できないようなカフェにぜひ行ってみてください!