ホートゥガーとは?
突然ですが、ホートゥガーって聞いたことがありますか?沖縄の言葉はわかりにくいものが多いですが、ホートゥガーとは、ホー(鳩)が見つけたトゥガー(井戸)という意味です。
その昔、日照りが続いていた時に、鳩がいつも羽を濡らしていたのを不思議に思った島人が、鳩の後をつけていき、下りた場所を掘下げるとこんこんと湧く泉を見つけたという伝説があります。
このホートゥガーという場所は沖縄本島東海岸のうるま市の沖に浮かぶ津堅港のフェリー乗り場の近く、西海岸沿いにあります。
ポイント1:実は子孫繁栄の神として祀られている。
ホートゥガーの井戸は、昔から津堅島の水源地だったそうですが、今ではもう使われていません。
実はこの井戸の上は琉球石灰岩、下は砂の地層で、もともとは砂の地層が湧き水を含んで湿っていたと考えられています。
こんこんと水を湧き出していたことから、子孫繁栄の神として祀られており、井戸の脇に御神体も祀られているそうです。
ポイント2:眼下に見えるグラデーションの海の絶景!
ホートゥガーは高台にあり、眼下には青のグラデーションに輝く海が広がっています。ホートゥガーには男女が抱き合ったような形の鍾乳石もあるそうです。
カップルで行くと、いかにも南国と言った風景と男女の鍾乳石に、より一層絆を強めようという気持ちになるのではないでしょうか。
ポイント3:近くのにんじん展望台から見る浜も絶景!
津堅島はにんじんの産地で、とても美味しいと評判です。ですから、至る所に人参のオブジェがあるんですね。ホートゥガーの近くにあるユニークなにんじんの形の展望台から見る「トゥマイ浜」の景色は絶景です。
エメラルドグリーンから青のグラデーションに変わる海に白い砂浜は、疲れた旅人の心を癒やしてくれます。
沖縄はアメリカンなイメージの派手なスポットも多いですが、こうしたスピリチュアルなスポットも多く、そのひとつひとつにいわれがあり、絶景が見れることも多いので隠れたマストスポットと言えるのではないでしょうか。